社長ブログ

第九十一回:今やっていること、五年後もやっていますか?

ふと立ち止まった時に、自分に問いかけることがあります。

「これ、五年後もやっているだろうか」

忙しい時ほど、この問いは後回しになりがちです。

目の前の仕事をこなす。
今日の予定を終わらせる。
今月の数字をつくる。

それ自体は、もちろん大切です。
でも、気づくと「続ける前提」で動いてしまっていることがあります。

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今やっていることは、本当に「やりたいから」続けているのか。
それとも、「慣れているから」続けているのか。

この違いは、意外と見えにくいものです。

慣れている仕事は、考えなくて済みます。
説明もしなくていい。
失敗もしにくい。

だからこそ、疑う機会を失いやすい。

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「今どうか」だけで判断すると、
続ける理由はいくらでも見つかります。

でも、「五年後もやっているか?」という視点を入れると、
見え方が少し変わります。

この仕事は成長につながっているか。
自分でなくてもいい仕事ではないか。
続けるほど、選択肢は広がるか。

今は成り立っていても、
未来では足かせになることもあります。

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気をつけたいのは、
続けること自体が目的になる状態です。

「せっかくここまでやったから」
「途中でやめるのはもったいない」
「今さら変えるのは大変」

こうした理由で続けていることは、
五年後も同じ問いを生みます。

その頃には、やめるコストはもっと大きくなっています。

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冷静に考えると、
五年後も続けている仕事は、案外少ないものです。

形は変わる。
やり方も変わる。
関わる人も変わる。

それなのに、
「今の形のまま続く」と
無意識に思ってしまう。

ここに、判断のズレが生まれます。

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全部を一気に変える必要はありません。

ただ、「これは五年後もやっていたいか」と
問い直すだけでいい。

もし答えが
「たぶんやっていない」
「正直、分からない」
だとしたら。

それは、見直すサインかもしれません。

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やめると決める前に、
やめられる状態をつくる。

任せられるか。
仕組みにできるか。
役割を変えられるか。

五年後を想像することは、
やめる準備を始めることでもあります。

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最後に、こんな問いを投げてみてください。

「五年後の自分に、
なぜこれを続けていたのか、説明できるか」

胸を張って説明できるなら、
それは続ける価値がある。

少し言葉に詰まるなら、
今が考え直すタイミングかもしれません。

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経営は、
今を全力で走りながら、
同時に未来を想像する仕事です。

今日やっていることが、
五年後の自分を助けているか。

ときどき、立ち止まって問いかけてみたいと思います。

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