社長ブログ

第七十八回:起業してよかったこと

自分の意思で動ける自由

会社員時代は「やりたいこと」よりも「やらなければならないこと」に追われていました。
しかし起業してからは、自分の判断で動けるようになりました。やりたいと思ったことを、スピード感をもって形にできる。これは経営者にしか味わえない大きな魅力です。

もちろん責任はすべて自分に返ってきますが、その分、決断と結果が直結する感覚は何にも代えがたいものです。

出会いが圧倒的に増える

起業してから、驚くほど人との出会いが広がりました。
経営者同士のつながり、業界を越えたプロフェッショナルとの出会い、挑戦する若者との交流…。会社員の頃は想像もしなかった人脈ができています。

特に、自分の想いやビジョンに共感してくれる仲間に出会えることは大きな喜びです。出会いの数だけ、人生の可能性も広がっていくのを実感しています。

成果が仲間やお客様に直結する

起業して最も嬉しい瞬間は「ありがとう」と言ってもらえることです。
自分たちの仕事が、直接クライアントの売上や採用、ブランド価値の向上につながる。その結果を一緒に喜び合える。これは下請けであろうと、経営者であろうと変わらない、仕事の本質的な楽しさだと思います。

起業して大変だったこと

すべて自分の責任

自由である一方、逃げ場はありません。
売上が立たなければ、自分や社員の生活に直結します。契約がキャンセルになれば、そのしわ寄せを背負うのも経営者です。

会社員の頃は「会社のせい」にできたことも、起業したらすべて自己責任です。このプレッシャーは正直、何度も胃が痛くなりました。

孤独との戦い

経営者は相談できる相手が限られます。
社員には言えないこと、家族に心配をかけたくないこと。そんな悩みを抱えて、一人で夜中に考え込んだことは数え切れません。

ただ、その孤独を乗り越えることで、強さや判断力が磨かれていくのだと思います。

想定外の出来事が日常

起業してみると「計画通り」なんてほとんどありません。
資金繰り、採用、クライアント対応、トラブル…。思いもよらない課題が次々にやってきます。最初はそのたびに振り回されましたが、今では「予想外は当たり前」と思えるようになりました。

それでも起業してよかった

大変なことは数えきれませんが、私はやはり「起業してよかった」と心から思っています。
なぜなら、すべての経験が自分の成長につながり、仲間やお客様との絆を深めてくれるからです。

起業は決して楽な道ではありません。でも、挑戦したからこそ見える景色があります。
もし「起業しようか迷っている」という人がいたら、私はこう伝えたいです。

「やらずに後悔するくらいなら、一歩踏み出してみよう」

まとめ

起業は自由と責任が背中合わせです。
楽しいことも大変なことも、すべてひっくるめて“自分の人生”として積み重ねていける。それが最大の魅力だと思います。

これからも私は、仲間とともに挑戦を続け、“最強の下請け会社”というビジョンを実現していきます。

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