社長ブログ

第七十六回:最強の下請け会社を目指す理由

今日は、私がなぜ「最強の下請け会社」を目指しているのか、その背景と想いについてお話ししたいと思います。

下請けという言葉の印象

「下請け」という言葉には、どうしてもネガティブな響きがあります。
元請けに依存している、立場が弱い、価格を叩かれる…そうしたイメージが根強く残っているのではないでしょうか。

しかし私は、あえてこの言葉を使っています。なぜなら「下請け」という立ち位置を逆手に取り、圧倒的に価値を提供することで、“最強”に変えられると信じているからです。

すべての会社に必要とされる存在へ

世の中の多くの企業は、「自社でやりたいこと」と「実際にできること」の間にギャップを抱えています。
SNS運用をしたいけれどリソースがない。広報やPRをやりたいけれどノウハウがない。経理や事務を任せたいけれど採用コストが高い。

この“できない”を埋めるのが私たちの役割です。
「丸ごと任せて安心」「ちょっとした相談も気軽にできる」そんな存在になれれば、元請けと下請けという上下関係ではなく、パートナーとして並走できるのです。

最強であるための条件

では「最強」とは何を意味するのか。私なりに整理すると、次の3つです。
1. スピード
頼まれたことに即応できること。今の時代、1週間後の対応では遅すぎます。
2. 品質
ただ早いだけでなく、結果に直結する質を担保すること。SNSの投稿ひとつでも、戦略のあるなしで反応は大きく変わります。
3. 安心感
どんなに優れたサービスでも「この人に任せて大丈夫」と思えなければ意味がありません。誠実さ、対応の柔軟さ、説明のわかりやすさ…すべて安心につながります。

この3つを徹底することで、私たちは“最強の下請け”になれると確信しています。

下請けだからこそできる挑戦

下請けは主役ではないかもしれません。
しかし裏方だからこそ、表に立つ企業の成果にコミットできます。目立つのはクライアント。その成功の後ろに「ネクストグループがいた」と思ってもらえれば、それが私たちの誇りです。

さらに、下請けという立場だからこそ、さまざまな業界・業種に触れ、経験を積むことができます。これは、ひとつの業界にとどまる元請けにはない強みだと感じています。

私が大切にしている姿勢

私が心がけているのは「ともに走り、共に成長する」という姿勢です。
クライアントを“お客様”ではなく“仲間”と捉えることで、単なる取引以上の関係性が生まれます。

「任せてよかった」「また一緒にやりたい」そう言っていただけることが、売上や数字以上に大きな喜びです。

まとめ

「下請け」という言葉に隠されたイメージを覆し、誰もが安心して頼れる存在になる。
これが、私が「最強の下請け会社」を目指す理由です。

今後もネクストグループは、裏方に徹しながらもクライアントの成長を支える“縁の下の力持ち”として、挑戦を続けていきます。

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