経営をしていると、
できることが増えていきます。
経験も増える。
選択肢も広がる。
頼られる場面も多くなる。
気づけば、
やることは自然と増えていきます。
でもある時、
こんな感覚を持つようになりました。
「これ以上増やしても、よくならないな」
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増やすことで、うまくいっていた頃
立ち上げ期は、
とにかくやることを増やすフェーズでした。
思いついたらやる。
声がかかったら受ける。
足りないなら自分で動く。
この時期は、
増やすことが正解だったと思います。
やった分だけ、
前に進んでいる感覚があった。
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いつの間にか、増やすことが目的になる
でも、
ある程度進んでくると、
状況が変わってきます。
新しいことを始めても、
全体が良くなっている感じがしない。
忙しさは増えるのに、
手応えは変わらない。
それなのに、
「もっとやらなきゃ」と
無意識に足してしまう。
ここで、
増やすこと自体が
目的になっていました。
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やらなくていいことは、増える
経験を重ねるほど、
本当は
やらなくていいことも
増えていきます。
昔は必要だった。
でも今は、
やらなくても回る。
自分がやらなくてもいい。
仕組みや誰かに任せられる。
それなのに、
「今までやってきたから」
という理由で、
抱え続けてしまう。
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引き算は、怖い
やることを減らすのは、
正直、怖いです。
売上が減るんじゃないか。
評価が下がるんじゃないか。
誰かに迷惑がかかるんじゃないか。
こうした不安が、
判断を鈍らせます。
でも、
増やし続ける方が、
実はリスクが高い。
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減らした時に、見えたもの
思い切って、
いくつかの仕事を手放した時、
意外な変化がありました。
時間ができた。
判断が早くなった。
余裕が戻ってきた。
そして何より、
「何に集中すべきか」が
はっきりしました。
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やらないことを決めるのも、経営判断
経営判断というと、
何をやるか、
どこに投資するか、
に目が行きがちです。
でも実際には、
何をやらないかを決めること
の方が、
難しくて、重要です。
これは、
逃げでも妥協でもありません。
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引き算は、整理ではなく選択
やることを減らすというと、
整理や効率化の話に聞こえます。
でも本質は、
選択だと思っています。
自分たちは、
どこで価値を出すのか。
何に力を使うのか。
それ以外を、
あえて手放す。
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やることが増えたら、立ち止まる
もし今、
やることが増え続けているなら、
一度立ち止まってみてください。
増えた分だけ、
やらなくていいことも
増えていないか。
その問いを持つだけで、
経営の景色は
少し変わってきます。
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経営は、
積み上げる仕事であると同時に、
削ぎ落とす仕事でもあります。
やることが増えるほど、
やらなくていいことも増える。
この感覚を持てるようになってから、
僕自身の判断は、
ずいぶん楽になりました。