最近、営業組織を見ていて改めて感じることがあります。
それは、「成果を出す人は、決めた瞬間から動き始める」ということです。
例えば営業。
「あと1週間で売上〇〇万円を目指そう!」
「今週中にアポイントを5件獲得しよう!」
そんな目標を設定したとします。
すると、面白いくらい行動が分かれます。
目標が決まった瞬間から動き始める人。
そして、期限が近づくまでなかなか動かない人。
不思議なことに、その中間があまりいないんですよね。笑
すぐに動く人は、その日のうちにアプローチを始めます。
誰に連絡するのか。
何件アプローチする必要があるのか。
どの案件を優先するのか。
どうすれば目標に届くのか。
こうしたことを考えながら、すぐに行動へ移します。
一方で、なかなか動かない人は、
「まだ1週間あるから。」
「明日から頑張ろう。」
「もう少し準備してから。」
と、少しずつ行動を先延ばしにしてしまいます。
そして気づけば残り3日。
残り2日。
最終日になって、ようやく本格的に動き始める。
当然ですが、ここで大きな差が生まれます。
早く動く人は、改善する時間も確保している。
例えば、1週間で5件のアポイントを獲得するという目標があったとします。
初日から動く人は、仮に成果が出なくても修正する時間があります。
反応が悪ければ、アプローチ方法を変える。
ターゲットが違えば、リストを見直す。
トークが刺さらなければ、伝え方を変える。
行動しながら改善できるんですよね。
でも、残り2日になってから動き始めた人はどうでしょうか。
そもそもアプローチできる件数が限られます。
相手から返信が来るまでの時間も必要です。
日程調整にも時間がかかります。
改善しようと思っても、試す時間がありません。
つまり、早く動く人は、行動する時間だけでなく、改善する時間まで確保できている。
ここが大きな違いだと思っています。
営業は、自分が頑張れば必ずその日に成果が出る仕事ではありません。
相手がいる仕事だからこそ、早く動くこと自体が大きな強みになります。
行動が早い人は、失敗するのも早い。
もう一つ感じるのが、成果を出す人は失敗するのも早いということです。
新しい営業方法を試す。
うまくいかない。
別の方法を試す。
また改善する。
この繰り返しがとにかく早い。
逆に、行動が遅い人は、失敗するところまでたどり着くのにも時間がかかります。
もちろん、準備は大切です。
何も考えずに動けば良いという話ではありません。
ただ、実際に動いてみなければ分からないこともたくさんあります。
どんなに完璧な営業トークを考えても、お客様と話してみなければ反応は分かりません。
だから私は、最初から完璧を目指すより、まず動いて修正する方が結果的に早いと思っています。
小さな行動の差が、大きな成果の差になる。
例えば、同じ営業スキルを持った2人がいたとします。
一人は目標を決めたその日から動く。
もう一人は期限が迫ってから動く。
1週間だけなら、それほど大きな差ではないかもしれません。
でも、これが1ヶ月、半年、1年と続いたらどうでしょうか。
アプローチした件数。
商談した件数。
断られた回数。
改善した回数。
お客様から学んだこと。
すべてに差が生まれていきます。
そして、その経験の差がさらに次の成果の差につながる。
行動が早い人は、経験が増えるのも早い。
経験が増えれば、判断も早くなる。
判断が早くなれば、さらに行動が早くなる。
こうして良い循環が生まれていきます。
逆に、行動を先延ばしにする習慣がついてしまうと、経験する機会そのものが減ってしまいます。
これは非常にもったいないことだと思います。
期限は、最終日に動き始めるためのものではない。
「1週間以内にお願いします。」
と言われた時に、1週間後までに終われば良いと考える人がいます。
もちろん、期限を守ることは大切です。
でも、期限が決まった瞬間から、
「どうすればもっと早く達成できるか。」
を考えてほしいと思っています。
例えば、5件のアポイントを3日目で獲得できたら、残りの日数でさらに積み上げることもできます。
次の商談準備に時間を使うこともできます。
別の課題に取り組むこともできます。
早く達成することで、次の選択肢が増える。
これも大きなメリットです。
そして、これは営業だけではありません。
採用も、新規事業も、組織改善も同じです。
やると決めたなら、早く動く。
任せると決めたなら、早く任せる。
変えると決めたなら、早く変える。
そして、動いた結果を見ながら改善する。
経営者自身がこの姿勢を持っていなければ、組織全体のスピードも上がらないと思っています。
結局、動く人がチャンスをつかむ。
最近、営業メンバーの動きを見ながら改めて感じています。
目標を伝えた瞬間に動く人。
期限が迫ってから動く人。
この違いは、単純な仕事の進め方だけではありません。
その人が得られる経験や成果、周囲からの信頼にまで影響していきます。
早く動けば、失敗しても修正できます。
早く動けば、予定外のことが起きても対応できます。
早く動けば、次のチャンスにも挑戦できます。
そして何より、行動が早い人には自然と仕事を任せたくなります。
「あの人にお願いすれば、すぐ動いてくれる。」
こうした安心感は、大きな信用になります。
結局、成果を出す人とそうでない人の差は、特別な才能だけで決まるものではないと思っています。
やると決めた時に、どれだけ早く最初の一歩を踏み出せるか。
この小さな違いが、積み重なることで大きな差になる。
私自身も、まだまだ判断や行動を早くできる部分はたくさんあります。
だからこそ、考えるべきことはしっかり考えながらも、やると決めたことはすぐに動く。
そして、そんな行動力のあるメンバーが集まる組織を作っていきたいと思います。
1週間後に成果を出す人は、1週間後に頑張り始める人ではありません。
今日から動き始める人です。